特集
スポーツを通じた民族融和の可能性を考える

南スーダンの事例から,スポーツによる援助の可能性を探る

第6章 国外退避,リオ・オリンピックと東京オリンピック

第1回「国民結束の日」のアブラハム(中央表彰台)
2016年の第1回「国民結束の日」は独立後初となる大会でしたが,同大会が開催された同じ年の8月に,リオ・オリンピックの開催がありました。南スーダンは,リオ・オリンピックが国としての初めての参加となる予定でしたが,その前に大きく立ちはだかったのが2016年7月の独立後2度目の国内紛争の勃発です。第6章では,その困難を乗り越えて初となるオリンピック参加への経緯を紹介しています。

【試し読み】南スーダンにとって初となるオリンピック参加