■2022年9月
小野正人[著]
2,300円+税
実際のところ,企業研究を短時間でマスターすることは難しいと思います。世界中でさまざまなビジネスが行われ,その仕組みも複雑で,とても会社の個々の事業まで理解しきれません。しかし,知らない言葉の意味を知れば新聞記事が読みやすくなるように,基本的な仕組みやルール,用語を理解することが効率的な学び方です。
そこで,本書は初学者が知っておきたい企業研究に関する知識と情報の処理方法についてのノウハウを,本書の名前通りに一からカバーするつもりで書いてみました。短時間でわかりやすく読めるように,全50節のパートを各2ページで簡潔に解説しています。これが本書の特徴です。(はじめにより)
そこで,本書は初学者が知っておきたい企業研究に関する知識と情報の処理方法についてのノウハウを,本書の名前通りに一からカバーするつもりで書いてみました。短時間でわかりやすく読めるように,全50節のパートを各2ページで簡潔に解説しています。これが本書の特徴です。(はじめにより)
■2022年8月
丸谷雄一郎[著]
2,300円+税
本書は小売業者の成功事例をグローバル・マーケティング戦略の観点から取りあげた書籍である。小売業者の活動のグローバル化はその特性ゆえに難しくメーカーに比べてだいぶ遅れてなされてきた。日本企業を例にとれば,メーカーのグローバル化が本格化したのが1985年のプラザ合意以降であるのに対して,小売業のグローバル化が本格化したのは2000年代半ば以降である。(序章より)
■2022年7月
信州大学経法学部[編]
2,000円+税
各章の冒頭で,各分野の具体的イメージをつかんだ後に,実際に,大学生や高校生,社会人に役立つ法律知識をみていくという構成になっています。1冊の本で,多様な法分野を網羅的に見ることができる本は他に類を見ないといっていいでしょう。本書で,法学にはどのような分野があって,どういう特色を持っているのかをつかんだ上で,学生生活を平和のままエンジョイする素養を身につけてほしいと思います。(はしがきより)
■2022年5月
石川良文[編著]
2,700円+税
本書は,新型コロナウイルス感染症の影響を社会・経済・環境の3側面から総合的に捉え,その対応がいかなるものであったかをまとめたものである。 政府の対応においては,医療崩壊を防ぐことと経済的損失を最小限に抑えることの2つの側面でその成否を問われることが多い。しかし,新型コロナウイルス感染症は医療や経済だけでなく,社会や環境にも大きな影響をもたらしたと考えられるため,それらを含む総合的見地から政策のあり方を論じる必要がある。(はしがきより)
■2022年4月
幡鎌 博[著]
2,400円+税
DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する内容を加えた理由は,「デジタル経営」についてのテキストにすべきと考えたためである。現在,企業のDXが進み始め,業種によってはネット企業と既存企業の事業の境界が無くなりつつあり,両者が競い合ったり提携するような場面も増えてきたため,eビジネスだけの教科書の内容では実用的ではないと思われる状況になってきた。(はじめにより)
■2022年3月
関谷喜三郎・髙木 聖[著]
2,000円+税
本書は,経済学における消費行動の分析を基本にしながら,現実社会における消費経済の諸相を体系的に説明しようとするものです。
まず,消費者の行動を「需要曲線の世界を知る」として,実際の事例を使いながら現実に即して説明していきます。ここから,消費行動がさまざまな要因に影響されていることを知ることができます。次に、生産者の行動を「供給曲線の世界を知る」として身近な事例を用いて現実に応じて説明していきます。これによって,企業の生産活動についての基礎的な内容だけでなく,日常の買い物で目にする企業の戦略販売の意味も理解することができます。こうした説明を通じて,需要と供給の両面から消費経済の実相を理解することができるというのが本書の大きな特徴です。(はしがきより)