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2018-2019年度版図書目録ができました。 |
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出版業界を学べる充実の内容です。 |
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春の新書フェア―これから経営学を学ぶ人へ―
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2015年に入り,アベノミクスも3年目を迎えました。 |
日経平均株価も大幅に上昇,雇用も回復基調が続いています。 |
しかし,本当にこのまま日本経済は順調に成長していくのでしょうか? |
様々な要因が複雑に絡み合った現代,この先何が起こるのか,正確に判断することは非常に困難です。 |
変化の激しい現代をサバイブするために,経営学の知識は非常に役立ちます! |
まずは手軽に読める新書で,経営学の世界に足を踏み入れてみませんか? |
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良い企業・良い経営 ―トヨタ経営システム―
伊藤賢次[著]
はじめにより
大半の国民は、企業(「会社」と同義語)に定年まで勤務する、いわゆる「サラリーマン」
(企業人または会社人)として人生の大半を過ごす。また企業は、いろいろな品物(「財」
と同義語)やサービスを常に生産して社会に提供し、そのおかげで、一般国民の恵まれた
生活が実現出来ている。このように、企業は、個人にとっても、社会にとっても、大変重
要な役割を果たしている。
それでは「良い企業とは何か」「良い経営とは何か」「良い社会とは何か」という大きな
“問い”に対して、私たちは、果たしてどのように答えることができるだろうか。これが
本書のテーマである。
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成長を買う M&A の深層
三浦隆之[著]
はしがきより
一般にM&Aが話題になる時,関心の軸となってきたのは,そのシナジー効果のありようと並んで,買収金額の大きさであり,その金額の正当性であった。これまで決済方法に触れることはあっても,決済方法の違いをもたらすミクロ的な意図やその違いがもたらすマクロ的な影響について論じられることはほとんどなかったといってよい。M&Aの決済方法の違いについて堀り下げておきたいと思ったのが本書執筆の動機である。
そして,その分析プロセスをつうじて,株式会社の意義,従来一括りにされることが多かった株式市場を株式発行市場と株式流通市場に分けることの意義,買収のたびに企業の「のれん」価値が増殖していくことの意義,トービンのqとヴェブレンのqを対比することの意義,現金報酬に加えて株式報酬を支払うことの意義などについて考える機会を,この小冊子が提供できれば筆者としてこの上ない幸いである。
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コーポレートブランドと製品ブランド ―経営学としてのブランディング―
簗瀬允紀[著]
はじめにより
ブランドは,ケロッグスクールのジョン・シェリーの『ブランド実践講座』(1)によれば,三つの語源があるということである。一つ目は,火をおこしたり,家庭の炉辺に火をくべたりすることを意味する“Burning”。二つ目は,所有や消去不加性を意味する“Marking”,そして三つ目は,すこし変わっているが,危険を与えること,もしくは危険から救出すること。ブランドは授けられるもの,獲得するものであり,一族の形成を外に示すもの,だという。
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グローバル競争を生き抜く中小企業
中津孝司・富山栄子・梅津和郎・雨宮康樹[著]
はじめにより
経営とは煎じ詰めると人の問題であることがようやく世間に浸透してきた。人材を育成するのではない。一人ひとりが自助努力で成長していかなければならない。人が成長すること,これは要するに組織が成長することを意味する。闇雲に組織を改組したところで経営効率は急上昇しない。そこにいる人があらゆる問題を自覚して,一つひとつ解決していくことこそが結果的に経営効率向上に結実していく。
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資本と知識と経営者 ―虚構から現実へ―
亀川雅人[著]
はしがきより
資本の定義は様々であるが,資本財と言う場合には,生産過程に存在する中間財であり,再生産可能な手段としてのストックを意味する。資本財が生産手段としての道具であれば,これを使用するのは,霊長類としての人類の証である。すなわち,資本財は,人類の生誕と同時に存在していることになる。
私たちの住む資本主義社会は,歴史的には若い社会制度である。その名称が示す通り資本の蓄積が社会発展の原動力となっている。この社会は,それまでの時代に比較すると経済の成長は高く,多くの人々が物的な豊かさを享受できるようになってきた。物不足の時代には,大規模な生産手段を所有することで生産性を上昇させ,個々の企業の利潤源泉としてきた。不熟練労働と結合する有形固定資産のストックが,競争優位の最大の条件になっていたのである。大量生産・大量消費の成長段階は,資本財の規模拡大が経済成長に結びついており,知識や技術に対してはあまり注目されてこなかった。
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